スポンサーサイト

-- --, -- | Posted in スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ブログパーツ

先週の制作シーン

03 16, 2009 | Posted in AfterEffects関連 | Thema オンラインゲーム » Perfect World -完美世界-

6 Comments

さて、先週の制作シーンをザックリと紹介します。
ちなみに冒頭の画像は昨日撮りたてホヤホヤの「レンティア」さんのキャラクター画像を用いたものです。
ポイントは「瞳」ですね。
ゲーム内の素の画像より明らかにディテールアップしています。
このカラクリに関しては利用幅の大変広いテクニックですので後日別記事にてチュートリアルでも掲載したいと思います。
では早速先週の制作シーンをレポートしていきましょう。

OP21_1.jpg
[ 1.飛翔する飛行船 ]
このシーンですが、冒頭から思いっきりヘビーな作業になっています。
はい、完全3Dアニメーションによるシーンです。
3D空間上にスチームパンク風の街の一角を作成。
画面斜め左下より飛行船が急上昇して飛び去っていくというどこかで見た事あるようなカットです。^^
細かなギミックとしては風車・飛行船のプロペラまで全て稼働させています。

この様なシーンはカメラをどの様に動かすかがキモになるのですが、今回は画像上の二つの建物の間を高速ですり抜けていく感じの演出にしてみました。

ちなみにこのシーン、合計3秒程度のカットなのですが例によってレンダリングには18時間程度を要していますwww
フル3Dアニメ乙と言ったところですね・・・・汗;;

仕上げとして画面全体にRE:Vision Effects社の「ReelSmart MotionBlur Pro v3 for AE」を適用しています。
ちなみにこのプラグイン、「CGワールドVol.112」という専門書の「After Effectsプラグイン ザ・ベスト」という特集でも大きく取り上げられて絶賛されているものですが、ハッキリ言ってマジで使えますっ!!
動画制作においてはモーションブラーは必須エフェクトな訳ですが、AE標準搭載の物や他の類似品と違い、映像の動いている部分を自動解析し、その部分にだけ動きのスピードに応じた最適の量の残像をかけてくれます!!
これ以上リアルなモーションブラーはハッキリ言って見た事が無いですよ。
「本当に必要なプラグインを5本選べ」と言われれば、間違い無くランクインするだろうと思われる代物です。
AEユーザー方は絶対に買いですよ!!(笑

【使用エフェクトなど】
・ReelSmart MotionBlur Pro v3 for AE ( RE:Vision Effects社 )
・レンズフレア (CS3デフォ)
・空の背景 : White Puffy Clouds HD ( Artbeats社 )





OP21_2.jpg
[ 2.落下する滴 ]
先程の飛行船シーンに続くカットです。
BGMのブレイクに合わせたタイミングで水滴が落下。
強い光を帯るとともに後方から梵字がスパイラルアニメーションしていく。

苦労したのはパーティクルによる水滴の動きのリアルさです。
パーティクルはTrapcode社の「Particular」を使用して制作しています。
このブラグイン、プリセットの設定を使う分にはサルでも立派な演出が可能なのですが、一から自分で構築しようと思うと実は難易度はとても高い代物です。
(1,980×1,200の大画面上でも収まり切らない膨大な数のパラメーターを、全て理解した上で設定しろという点で既に笑えてきます。しかも全部英語だしww)
私の場合、いかなるソフトも発表作品上では絶対にプリセット設定を使用しない!!」という訳の判らないポリシーの持ち主である為、案の定苦戦しました。w

今回格闘して判った事は、この手のパーティクルの動きを表現するには、「現実世界の物理法則は一切無視すべし!!」という事です。
リアルさを追求し過ぎるとアニメやゲーム画調の映像ではかえって違和感が出てしまう様です。
頭の中で水滴の動きをイメージしながら試行錯誤して形にしてゆきます。

【使用エフェクトなど】
・Particular ( Trapcode社 )
・Text Anarchy v2 ( Red Giant社 )
・フォント : 「梵字」 (フリー)





[ 3.小池さんのシーン ]
基本的には目新しいテクニックは使っていません。
但し、シーンの特徴として、たった1.5秒間の間に多数の絵を高速で連写するというカットである為、絵作りの枚数に苦戦したと言ったところです。
ほんの一瞬の映像の為に1枚1枚の絵を仕上げていくのはちょっと根気の要る作業でした。
よせばいいのにPhotoShop上で複数の描画モードをブレンド合成などまでして質感を出しています。
OP21_3.jpg

OP21_4.jpg

OP21_5.jpg

OP21_6.jpg

OP21_7.jpg

OP21_8.jpg





OP21_9.jpg
[ 4. 炎の中の戦士 ]
炎の中、戦士が剣を大きく振り上げます。
剣には角度に応じて青い発光をアニメーションで味付け。
同時に画面右側では剣の絵がが下から上えとスライドしていく。
そんなシーンです。

戦士キャラの剣を振る動きは「パペットツール」で表現しています。
フル3Dによる合成とどちらにしようか迷ったのですが、尺が短くかつ高速で動く映像の場合はパペットツールを使用した方が効率的だと判断しました。

ちなみに画面右の剣に関しては上昇していくと剣に戦士の顔が反射して浮かび上がるというギミックを施していますが、実際の映像では全く気づかない事でしょう。。。。汗;;

【使用エフェクトなど】
・Knoll Light Factory 2.5 ( Red Giant社 )
・パペットツール ( CS3デフォ )
・ReelSmart MotionBlur Pro v3 for AE ( RE:Vision Effects社 )





[ 5.多重マスクによる画面分割アニメーション ]
マスクによる画面分割はAEを使用した演出方法としてはスタンダードなものですが、今回のものはちょっと高度です。
例えばアニメMAD界などでは最高のAfter Effects使いと呼ばれる「G氏」の作品などに見られる様な、多重マスクアニメによる画面分割にチャレンジしてみました。
静止画ではマスクの動きが伝え辛いのですが、該当シーンのスナップショットを以下に掲載しておきます。

OP21_10_1.jpg
ちなみに、マスク同士の境界線になっているピンク色の線は「エフェクト→描画→線」をマスクパスに適用してあげる事で表現可能です。

OP21_10_2.jpg

OP21_10_3.jpg

OP21_10_4.jpg

OP21_10_5.jpg

OP21_10_6.jpg

OP21_10_7.jpg

OP21_10_8 07

んー、やっぱり静止画だと判り辛いですねー。
しかし、このシーンは今回の作品の中でも見せ場の一つとなっていますので、本編公開の際は是非注目して下さいね。
これ迄アマチュア作品の中で見たものとは一味違うマスクアニメーションになっている筈です。
尚、今回の多重マスクによる画面分割アニメーションの制作は、現在仙台市にてCM制作の第一線でご活躍されているフリーのAEオペレーター「JINRO様」より直接助言を頂いての制作となりました。
感謝の気持でいっぱいです。

【使用エフェクトなど】
・マスク ( CS3 デフォ)
・描画→線 ( CS3 デフォ )




OP21_11.jpg
[ 6.風車のある風景]
前シーンの最後のマスクウィンドウが開き切るとこのシーンに突入します。
風車の背景に溶け込むかたちで登場する全女性キャラクターが次々に浮き上がっていくシーンです。

完美の風車の風景を動画として撮影したものから、AEを使って空だけキーイングで抜きます。
それに実写の空の動画素材をあて込み色調補正したものを一度プリコンポーズ。
最後にハーフトーンを適用して画調を一風変わったものに仕上げています。

【使用エフェクト】
・カラー差キー ( CS3デフォ )
・ハーフトーン (自作)
・適度に輝度&コントラスト/色相・彩度/描画モードの変更による質感変更 ( CS3 )






OP21_12.jpg
[ 7.PvP 決闘シーン ]
このシーンはちょっと面白いです。
ギルドメンバー同士の決闘シーンを再現したものです。
画面両端から同時にキャラが飛び出して来て、中央付近で剣が交差。
火花と共に閃光が走るといった感じのシーンです。

ちなみに決闘しているのはMajyuさんとチトラさん。(笑

このシーンもキャラの動き自体はパペットツールを使用しています。

【使用エフェクトなど】
・Magic Bullet Looks (Red Giant社)
・Sapphire Plug-ins for AE Box ・ S_Lens Flare ( Gen Arts社)
・Knoll Light Factory 2.5 ( Red Giant社 )
・パペットツール ( CS3デフォ )
・ReelSmart MotionBlur Pro v3 for AE ( RE:Vision Effects社 )
・Particular ( Trapcode社 ) 雲の流れに使用





以上、先週制作分はこんなところです。
現在の進捗ですが、ここまでで作品全体の半分に到達したところです。
年明けに宣言した3月中には公開という目標は見事に崩れ去りましたが、マイペースにコツコツと制作していきますので生暖かく見守って下さいまし。(笑
関連記事
ブログパーツ

« 最近の出来事色々。 「ランカ・リー」っぽい衣装をリアル3Dで再現してみる。 »

- Comments
6 Comments
ドラコ
03 18, 2009
URL [ edit ]
相変わらず 僕には理解できねぇ外来語が飛び交っているけど
大変なのはよーっく伝わります^^
けーさんが楽しんでいること
けーさんが皆に伝えたいこと

完成品を待ちながら 感じられるようになるます


僕も変わらねばね^^
けー
03 20, 2009
URL [ edit ]
すみません;;
ブログ再開後の記事はモーショングラフィックをベースに動画制作をされている方を対象に執筆していますので書いてある内容が意味不明の場合がほとんどだと思います。

動画とは無縁の友人の方々はとりあえず「絵」だけ見て楽しみましょう^^

私が皆に伝えたい事ですか・・・・
んー、ブログ記事自体にはそういうのはもう書いているつもりは無いんですよね。
そういうのってなんとなく格好悪い気がしてwww
今書いている記事は1つに「自身の情報整理」として、2つ目はモーショングラフィックベースの動画作りにおける実践的なソースを提供したい」という思いで書いています。
特に後者の場合、上手な人ほど手の内を一切明かさないという動画職人の閉鎖的な風潮をぶっ壊したいというか・・・そういう風潮のお陰で私とか随分遠回りもしましたし、それなりに苦労もしていますので。。

まぁ、伝えたい事は完成後の動画を観て頂ければ判るかと思いますよ。
ちゃんと伝えられる様に制作頑張ります。^^

コメントありがとでした。
ドラコ
03 20, 2009
URL [ edit ]
うぃ ってか 完成品で感じられるように 自分も変わるように って事で^^

おし
僕は暫くけーさんのblog ROMに入るよ

なんか誰もコメ付けてなくて 淋しかったのだ

完成まで頑張ってね!


ではでは^^ノシ
けー
03 20, 2009
URL [ edit ]
なるほど、了解です。^^

あー、コメントですか。
専門性が高くなるほどコメントが減るのは当然かと・・・・・
ウチも方向性をAE特化に持っていってからはご覧の通りです。(笑
逆にメールでの質問数は以前の3倍以上になっているかもしれません。
しかもアニメMADを作られている方からのメールがほとんどというwww

以前の様にコメントにレスする楽しみは減りましたが、ゲームのプレイ日記じゃないしこんなものでしょう。
その辺は割り切って書いてます。
KISIRIA
04 10, 2009
URL [ edit ]
け~さん こんばんわ♪

KISIRIAの今時のEVE人ってどんだけ~~!!
のKISIRIAです。

ブログ復活されたんですね!(発見が遅くてスミマセン><) 

私も、け~さんの動画を拝見させて頂き触発されて動画作成してみましたが、動画作成初心者なので、テクニックとか皆目ですが 1つ作品を作るた
びに非常に疲れる(魂がけずらる様な感じといえば大げさでしょうか@@;)ということと、動画のカットファイルの整理がこんなにも大変だということを知りました@@

なので、動画が完成した時の喜びはなんとも言い尽くせない物が有りました!

リアルに動画作成にMMOのプレイに、忙しいとは思いますが、今後もけ~さんの作品を楽しみに待っております!! 

P.S
ブロ友申請の受諾有難う御座います♪ (昨日気づきました><)
今後ともどうぞ宜しくお願い致します~~!!

けー
04 10, 2009
URL [ edit ]
こちらこそ折角フレンド申請頂いていたのに放置プレイで申し訳ありませんでした。
判り辛いですよね、この機能・・・汗;;

おっしゃる通り、動画制作って非常に疲れるところはありますよね。
個人的にはカタチの無いプラモデルの様なものだと思っています。
完成形の無い分、発想と力量次第でどうにでもできる自由度の広さが魅力だと思います。
もう一つの趣味である音楽活動もそうなのですが、昔から形の無いところから何かを作るという作業は大好きなんですよね。

KISIRIAさんも動画を作られているのですね。
機会があれば今度是非拝見させて頂きたいです。^^
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
- Trackbacks
0 Trackbacks


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

RSS
- Menu -
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。